特注家具や店舗什器を製作するとき、寸法や形と同じくらい大切なのが、色や質感の確認です。
「写真では明るく見えた」「既存の家具と合わせたかったのに印象が違う」といった行き違いを減らすためには、製作前に材料や仕上げのイメージを共有しておくことが重要です。
今回は、家具の色・仕上げを決める際に確認しておきたいポイントをご紹介します。
写真や画面では、色の見え方が変わります
ホームページやカタログの写真は、仕上がりを考えるうえで参考になります。ただし、撮影時の照明や画面の設定によって、実物とは色の見え方が異なります。
木目の細かさ、表面の凹凸、艶の程度なども、写真だけでは伝わりにくい部分です。
イメージ写真で方向性を共有したうえで、必要に応じて実物の材料サンプルや塗装サンプルを確認すると、認識を合わせやすくなります。
天然木は、一枚ごとに表情が異なります
無垢材や突板は、同じ樹種でも木目や色合いに違いがあります。節の有無や濃淡によっても、家具全体の印象は変わります。
サンプルは仕上がりの目安となりますが、製品のすべての部分が同じ木目・色になるわけではありません。
「節を生かしたい」「できるだけ落ち着いた木目にしたい」など、ご希望を事前に共有することが大切です。材料の選別条件によっては、費用や納期にも影響します。
色だけでなく、艶や手触りも確認する
同じような色でも、艶のある仕上げと艶を抑えた仕上げでは、見た目の印象が変わります。
また、カウンターの天板や収納家具の扉など、日常的に手が触れる場所では、手触りやお手入れのしやすさも検討したいポイントです。
使用する場所や用途を踏まえて、材料と仕上げを一緒に考えていきます。
既存の家具に合わせる場合は、現物の確認が大切です
店舗の改装や什器の追加では、既存の家具に色を合わせたいというご相談もあります。
その場合は、使用されている材料の品番や塗装仕様が分かると、検討を進めやすくなります。ただし、経年変化や日焼けによって、同じ材料でも新しいものとは色が異なる場合があります。
完全に同じ色にそろえることが難しい場合もあるため、どの程度まで近づけたいかを事前に確認しておくことが大切です。
東京・埼玉の特注家具・店舗什器製作は田口木工へ
田口木工では、ご支給いただいた図面や仕様をもとに、特注家具・店舗什器・木製建具などの製作をご相談いただけます。
ご希望のイメージ写真、材料の品番、既存家具の写真などがございましたら、打ち合わせの際にお知らせください。サンプルの手配・製作についても、内容に応じて費用や日程を確認いたします。
田口木工は、港区の「みなとエコ宣言」に登録しています。国産材・地域材の活用や、材料を無駄なく使う工夫を通じて、環境に配慮したものづくりに取り組んでいます。