店舗のカウンターやオフィスの収納家具など、特注家具の製作を依頼するとき、何を基準に会社を選べばよいのでしょうか。
価格や完成写真に加えて、製作できる内容、見積もりに含まれる範囲、納品までの進め方を確認することが大切です。
今回は、特注家具・店舗什器の製作会社を選ぶ際に、事前に確認しておきたいポイントをご紹介します。
■ 1.依頼したい家具や材料に対応しているか
家具製作会社には、それぞれ得意とする分野があります。
無垢材のテーブルを中心に製作する会社もあれば、店舗什器や造作収納、木製建具などを手がける会社もあります。まずは、依頼したい家具に近い製作実績や、使用したい材料への対応を確認しましょう。
参考写真を送る際は、「この色合いにしたい」「この収納方法を取り入れたい」など、どの部分を参考にしたいのかを伝えると、ご希望が伝わりやすくなります。
完成写真だけでは分からない寸法や内部の構造についても、用途に合わせて相談することが大切です。
■ 2.設計・製作・取付のどこまで依頼できるか
特注家具を依頼する際は、誰が図面を用意し、誰が寸法を確認するのかを整理しておきましょう。
設計から相談したい場合と、支給図面どおりに製作してほしい場合では、必要な対応が異なります。
また、家具の製作だけを依頼するのか、配送や現場取付まで含めるのかによっても、費用や段取りは変わります。
特に設計事務所様・内装会社様が関わる案件では、図面の承認、現場採寸、材料や金物の手配、取付作業などの担当を決めておくと、行き違いを防ぎやすくなります。
■ 3.見積もりの条件が明確になっているか
見積もりを比較するときは、合計金額だけでなく、何が含まれているかを確認することが重要です。
同じ寸法の家具でも、材料、仕上げ、金物、引き出しの数などによって費用は変わります。また、配送費や取付費が別途になっている場合もあります。
確認しておきたい項目は、次のような内容です。
・材料と仕上げの仕様
・金物や付属品の種類
・塗装の有無と範囲
・配送、搬入、取付の費用
・現場採寸や既存家具の撤去の有無
・消費税の扱い
複数の会社に相談する場合は、できるだけ同じ図面や条件を共有すると、内容を比較しやすくなります。
■ 4.希望納期までの進め方を確認できるか
特注家具は、寸法や仕様を確定した後に、材料の手配や製作を進めます。
そのため、納品希望日だけでなく、「いつまでに図面や仕上げを決める必要があるか」を確認しておくことが大切です。
店舗のオープンやオフィスの移転に合わせる場合は、家具の設置後に必要な設備工事や準備期間も考慮します。
材料や金物の調達状況、製作内容によって日程は変わるため、計画の早い段階で相談し、仕様確定から納品までの流れを共有しておきましょう。
■ 5.仕様変更の確認方法が決まっているか
打ち合わせを進める中で、寸法や色、収納方法などを変更したくなる場合もあります。
変更内容によっては、追加費用や納期の調整が必要になります。特に材料の発注後や製作開始後は、変更できる範囲が限られることがあります。
変更が生じた際に、内容・金額・納期への影響を確認し、合意したうえで進められるかも、依頼先選びのポイントです。
図面やメールなどで決定事項を残し、どの仕様で製作するのかを関係者で共有しておくと安心です。
■ 6.納品後の相談先が分かるか
家具を長く使うためには、日常のお手入れや、使用中に不具合が生じた際の相談先も確認しておきたいところです。
材料や塗装によって、適した清掃方法や注意点は異なります。また、扉や引き出しに使用する金物は、調整や交換が必要になる場合があります。
保証の有無や範囲、修理時の対応方法、費用が発生する条件などは、依頼する会社や製品によって異なるため、事前に確認しましょう。
■ 東京・埼玉で特注家具・店舗什器をご検討の方へ
田口木工では、東京・埼玉を中心に、特注家具・店舗什器・木製建具などの製作を承っています。
設計事務所様・内装会社様・工務店様からの図面支給による製作をはじめ、案件に応じた搬入・取付についてもご相談いただけます。
お問い合わせの際は、図面や参考写真、寸法、数量、ご希望の材料、納品先、希望納期などをお知らせください。現在決まっている内容をもとに、ご依頼範囲と確認事項を整理いたします。
受付カウンター、店舗収納、テーブル、ベンチなどの製作をご検討の際は、田口木工へお気軽にご相談ください。田口木工は、港区の「みなとエコ宣言」に登録しています。国産材・地域材の活用や、材料を無駄なく使う工夫を通じて、環境に配慮したものづくりに取り組んでいます。 https://www.city.minato.tokyo.jp/chikyukankyou/minatoecosengen/30/ichiran.html