特注家具や店舗什器は、設置する空間や使い方に合わせて製作するものです。
受付カウンター、収納棚、テーブル、ベンチなど、同じ種類の家具でも、必要な寸法や機能、求められる仕上がりは案件ごとに異なります。
田口木工では、東京・埼玉を中心に、図面や仕様に基づく特注家具・店舗什器・木製建具の製作を承っています。
今回は、ご相談から製作、納品までの中で、私たちが大切にしていることをご紹介します。
■ 使う場所と使い方を理解すること
家具づくりでは、見た目や寸法に加えて、「どこで、誰が、どのように使うのか」を確認することが大切だと考えています。
例えば、店舗の収納棚であれば、収納する物の大きさや重さ、出し入れの頻度によって、棚の間隔や扉の仕様が変わります。
カウンターであれば、接客、会計、作業などの用途に加え、機器や配線の位置も関わってきます。
使う方の日常を想像し、製作前に必要な条件を確認することで、使いやすい家具につなげていきます。
■ 図面や設計の意図を共有すること
設計事務所様や内装会社様からお預かりする図面には、空間づくりの考えや、お客様のご要望が込められています。
田口木工では、その意図を共有しながら、材料、寸法、仕上げ、金物、納まりなどを確認して製作を進めます。
図面だけでは判断できない部分や、製作上の調整が必要な部分がある場合は、確認を取りながら仕様を整理します。
特に、見える面の仕上げや木目の方向、扉の開き方などは、完成後の印象や使い勝手に関わるため、事前の共有を大切にしています。
■ 用途に合った材料と製作方法を考えること
メラミン化粧板、突板、無垢材、合板など、家具に使う材料にはそれぞれ特徴があります。
木の風合いを取り入れたい場所、日常的に清掃する場所、重い物を収納する場所など、用途によって検討すべき点は異なります。
また、材料の選び方だけでなく、家具の構造や加工方法も、重さや強度、費用に関わります。
ご希望の見た目、ご予算、使用条件を踏まえ、必要な機能を満たす仕様を検討していきます。
■ ご依頼範囲と変更内容を明確にすること
家具製作を円滑に進めるには、製作内容だけでなく、材料手配、塗装、配送、搬入、取付などの担当範囲を共有することが必要です。
「家具製作のみを依頼したい」
「部材加工をお願いしたい」
「搬入・取付まで相談したい」
こうしたご要望に合わせて、案件ごとの対応範囲を確認します。
また、途中で寸法や材料などが変更になる場合は、費用や納期への影響を確認することも重要です。決定事項を図面や文章で共有し、お客様と認識を合わせながら進めることを大切にしています。
■ 設置するところまで見据えること
工場で完成した家具も、現場に搬入できなければ設置することができません。
大型のカウンターや収納家具では、出入口、廊下、階段、エレベーターなどの条件によって、分割して製作する必要があります。
また、壁や床との取り合い、既存設備の位置、他の工事との工程調整も、納まりに関わります。
製作前から現場の情報を共有していただき、搬入・取付を見据えた段取りを考えていきます。
■ 木材の価値を、ものづくりにつなげること
田口木工は、特注家具や店舗什器の製作に加え、国産材・地域材を活用した木製品づくりにも取り組んでいます。
地域で育った木材を、使う目的に合った製品として形にすること。その魅力を、お客様や実際に使う方へ伝えることも、木工に携わる私たちの役割だと考えています。
材料を大切に使い、日々の暮らしや仕事の中で役立つものづくりを続けてまいります。
■ 特注家具・店舗什器の製作をご相談ください
田口木工では、店舗カウンター、受付カウンター、収納家具、テーブル、ベンチ、木製建具などの製作についてご相談を承っています。
図面や参考写真、寸法、数量、ご希望の材料、納品先、希望納期など、現在お持ちの情報をお知らせください。
東京・埼玉で特注家具・店舗什器の製作先をお探しの設計事務所様、内装会社様、工務店様、事業者様は、お気軽にお問い合わせください。
田口木工は、港区の「みなとエコ宣言」に登録しています。国産材・地域材の活用や、材料を無駄なく使う工夫を通じて、環境に配慮したものづくりに取り組んでいます。https://www.city.minato.tokyo.jp/chikyukankyou/minatoecosengen/30/ichiran.html